
皆さんこんにちは!
株式会社タカデン、更新担当の富山です。
目次
~家庭でよく起こる電気トラブルとその対処法~
電気工事雑学講座、第4回のテーマは、「家庭でよくある電気トラブル」。
毎日の暮らしの中で、突然起こる電気のトラブル――ちょっとした不便ならまだしも、放っておくと感電や火災の危険にもつながることがあります。
今回は、代表的なトラブル事例とその原因・対策方法、そして未然に防ぐための予防策まで、わかりやすく解説します!
「ドライヤーを使っていたら急に真っ暗に…!」
「電子レンジとエアコンを同時に使ったらブレーカーが落ちた!」
こんな経験、ありませんか?ブレーカーが落ちる原因には、以下のようなパターンがあります。
🔌 主な原因
電気容量のオーバー:使用する家電が同時に多く、契約アンペア数を超えてしまう。
回路ごとのオーバー:一部のコンセントに電力が集中している。
老朽化した分電盤・配線:築年数が経過した住宅では、配線やブレーカー自体が時代に合っていないことも。
🛠 解決方法
契約容量の見直し:電力会社との契約アンペア数を上げることで、同時使用の家電が増やせます。
分電盤の交換や回路の増設:電気工事士に依頼して、使用状況に合ったブレーカーへリニューアル!
配線工事によるバランス調整:頻繁に使用する部屋に専用回路を増設することも◎
部屋の照明が「チカチカする」「急につかなくなった」などのトラブルは、快適な生活に大きく影響します。
💡 主な原因
照明器具や電球の寿命:特に蛍光灯や白熱球は年数で劣化しやすい。
スイッチや器具の接触不良:器具内部の腐食や接点の摩耗。
配線の劣化・断線:古い家や湿気の多い場所では、配線に問題が起きるケースも。
🛠 解決方法
まずは電球交換から:LED照明に切り替えれば、寿命が長く節電効果も!
器具自体の交換:古い照明器具は、安全面からも早めの交換がおすすめ。
プロの配線チェック:何度電球を替えても改善しない場合は、電気配線に異常があるサイン。電気工事士に相談しましょう。
これは緊急レベルのトラブルです!
異臭、焦げたニオイ、コンセントからの煙や火花は、火災に直結する恐れがあります。
⚠️ 主な原因
ショート(短絡):コードが傷ついて金属同士が接触した状態。
プラグの劣化や接触不良:ホコリがたまったり、劣化で発熱・発火することも。
湿気の侵入:キッチンや洗面所など、水回りでは湿気による劣化リスクが高い。
🛠 対処法
すぐにブレーカーを落とす:火災や感電を防ぐため、すぐに主電源を切ってください。
専門業者に連絡:自分で分解・修理は絶対NG!必ず電気工事士へ相談・点検を。
コンセントの交換:経年劣化が進んでいる場合は、丸ごと交換が必要です。
日々の生活の中で少し気をつけるだけで、トラブルの発生リスクは大きく減らせます。
🔎 予防策の例
分電盤や配線の定期点検:10年以上経過したら一度プロに診てもらいましょう。
延長コードの使いすぎ注意!:たこ足配線は、火災のもと。使用家電のワット数を確認して使いましょう。
水回りのコンセントには必ず防水カバー:とくにキッチン・脱衣所・トイレは注意。
電気使用状況を見直す:不要な家電はこまめにオフにする、古い家電は買い替えを検討するなど、省エネにもつながります。
電気トラブルは目に見えにくく、一歩間違えば重大な事故につながる可能性があります。
「おかしいな…」と感じたら、自己判断せず、電気工事のプロへ相談することが安全・安心の第一歩です。
私たちは、「安全で快適な暮らしを電気で支える」ことを使命に、点検・修理・リフォームまでトータルサポートいたします!
次回もお楽しみに!
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